2006年08月21日

「甲子園」は変われるか

「念仏の鉄」さんのブログ「見物人の論理」のエントリ早実の斎藤はなぜ4連投しなければならないのか。甲子園大会という投手破壊システム。に深く共感した。そしてきょうの朝日朝刊を見て、高校生らが炎天下に連戦を行うことに対する配慮や健康への懸念がまったくなかったことに、改めて失望を覚えた。

現状の春夏の全国高校野球大会は、所詮朝日・毎日の西日本エリア読者のためのサービス興行でしかないと思う。
客は続けて見られるに越したことはないから連続開催を喜ぶだろうし、主催者側にしてもプロも使う球場を長期間延長可能で借りるのは金銭的に難しいだろうから、結局選手らが割を食って過密日程を強いられることになる。
もし大会が教育の一環であるのなら、夏の間に練習した成果を出すべく、秋の新学期の毎週末に少しずつ開催すればいいだけのことだ。現に大学野球はそのようにやっている。そして天候の変化が激しく風も特異な「甲子園」を聖地化することもいい加減やめた方がいい。3年に1度ぐらい甲子園開催を残して、残り2年は各地域を回った方が野球競技の普及にも役立とうというものだ。

昨日の全国高校野球選手権大会決勝、駒大苫小牧―早稲田実業戦はすごいゲームだった。この一戦にかけた両チームの投手はじめ選手らの集中力はすばらしかった。でも、だからといって極限状況まで選手を酷使した結果の見世物をいつまでも続けていい理由にはならない。大会本番までに力尽きて実力を出せないまま終わった数多くの選手たちの無念に報いるためにも、高校野球は大きな変革を迎えるべき時が来ていると思う。
ラベル:高校野球 甲子園
posted by NA at 10:13| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 電網 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月13日

顔写真変更ですか

after.jpgbefore.jpg先に取り上げたizanamiさんのブログエイッ?! かんしゃく爆発(理由はわからないけどURLはizanagiなんだなこれが)の右上に掲示されている、ご本人と思しき写真画像が変わっていたのに気づいた。どちらもお美しいことには変わりありませんがずいぶん趣が違う、というか別の人のように思えるのは私の気のせいですかそうですか。
ちなみに左が変更前、右が変更後(クリックで拡大)。
いつ差し替えられたのかは知りませんが、鼻筋の通り方とか目尻のラインとか、写真の撮り方次第で女性の印象は大きく変わるものですよね多分。あらぬ疑いを抱いてすみません。余計なお世話でした。反省する日本人。

また「ストカ行為ですね」とizanamiさんらしき人(本人という保証はない。というか「本人」がそもそもどんな人なのかわからないんだけど)からコメントを付けられかねないのでこれぐらいにしておく。
真面目な話、別にブログの内容にいちゃもんをつけたいのではなく、あり方自体に不自然さを感じたというだけのことなので誤解なきよう。

もちろん敢えて自分と異なる意見を持っている人・団体に向けて情報を発信するというのは大事なことなので、言葉による交流はどんどんやればいいと思う(コメントへの応答も)。
ただ先のエントリで書いたことや、いかにも「日本語学習中の韓国人が書きました」的な文体も含めて、ブログのあり方自体にどうにも拭いがたい違和感を覚えたのは事実だ。これは部外者の勝手な感想ですので、どうぞそのままお続け下さいませ。>izanami様

あくまでも仮定の話だが、もし他国人による捏造でも発覚しようものなら、設置先が設置先だけにどんな騒ぎになるやらわかったものではない。そのへん、事務局側もきちんと対応を考えておいた方がいいのではなかろうか、と老婆心ながら思った。同じ端末で別の掲示板に別のキャラとしてアクセスしたりしているのが割れたりしようものなら、展開次第でちょっとしたニュースにもなりそうだ。
まあ前提も含めてそんなことはないと思うけど、一応危機管理の問題としては考えるに値することではないか、とか何とか思ったりした。


追記:
Wikiでまとめサイトが作られていたのでトラックバック。
ラベル:izanami ブログ
posted by NA at 04:03| 東京 ☀| Comment(3) | TrackBack(0) | 電網 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

修正パッチの罠にやられる

畜生。なぜ俺がオンラインで長文を書いているときに限って落ちやがりますかIEは。例によって書き上げ寸前のエントリまるまる消失。

ちょうどパソコン抜きでの出張帰りで、ここ数日のネット状況について無知だったことが災いした。以下はITproの8月の修正パッチにIEが不正終了する問題,Windows 2000とXP SP1が影響より。
 米Microsoftは現地時間8月11日,同社が8月に公開した修正パッチ(セキュリティ更新プログラム)の一つに,Internet Explorer(IE)が不正終了する問題が見つかったことを明らかにした。Windows 2000 SP4とXP SP1だけが影響を受ける。マイクロソフトのサポートに問い合わせれば,問題を解消するパッチ(hotfix)を入手できる。
自宅のPCはXP SP1だったのでまさにこれでやられた。例によってどうでもいいエントリではあったが、結語を書こうと思ってちょいとキーワードを検索して他サイトを参照した瞬間に落ちたのだ。
今更Microsoftのタコさ加減を嘆いても仕方がない。そういう会社だということは1億年ぐらい前(およそ)からわかっていたのだから。それに原因は違うとは言え同じような目には過去何度も遭っているので、悔しさいよいよ極まる。

もちろんオフラインで書けばこのようなことは避けられるのだが、分量の指定のない気楽な個人ブログゆえ、ちょいと数行ささっと上げるつもりでオンラインで書き始めたら興に乗って数十行、というのはよくある話だ。
一時保存ボタンを編集画面に作っていただくわけには参りませんでしょうか>シーサー様。どこに保存するんじゃ、と言われそうだけど。
posted by NA at 01:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 電網 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月09日

なんかあやしい

産経新聞社が最近始めたブログ+ニュースサービス「イザ!」で妙なブログが発生していた。発生って黴菌か何かかよ。
プロフィールによると「韓国出身の東京在住です。大学生です」(女性の顔写真が貼ってある)というizanamiさんによるエイッ?! かんしゃく爆発だ。

内容は韓国・朝鮮・中国の反日派に近いと思われる立場からのステレオタイプな日本批判。7/21付のエントリを皮切りに現在76エントリ。猛烈な勢いで更新されている。
記述はおおむね底が浅く、今更こんなことを本気で言っている奴らが本当にいるのか(北朝鮮では通用するのかも知れないが)と疑いたいたくなる内容の文章が多い。

よくよく読んだらスタンスも一定ではない。
反日という内容では共通しているが、たとえば「韓国は有史以来一度も他国を侵略していません」と自慢する一方、日本の地方空港の国際線は、韓中の航空会社に占領されている!というエントリでは
日本の地方空港の国際線は全て韓国、中国の航空会社が就航している。
日本の地方自治体は税金まで投入して韓中の航空会社に就航をお願いしている状態である。(中略)
日本の地方の空は韓中に制空権を握られているのと同じである。
民間機に偽装した軍用機が疑いも無く地方空港に舞い降りることも可能である。
911テロのように空の安全に対して日本は無防備のように感じる。
と中韓の襲撃の可能性に警鐘を鳴らす。他方で日本は北朝鮮と同類!と批判したかと思ったら、別のエントリでは主体思想を礼賛したり、とおよそ一貫性がない。
変だ。

ほかの会員ブログは、まあ当然だろうが産経読者が多いのか、産経の社論に同調するような内容のものが多く見受けられる。
まさかとは思うけど、「エイッ?! かんしゃく爆発」は新サービスを盛り上げるためのいわば噛ませ犬ブログではなかろうか、と疑いたくなる。ツッコミどころの多い内容なので安心して袋叩きにできる。愛国者のホームグラウンドに不逞の輩が乱入してきたようなものだから遠慮は無用だ。だいたい反日論者がブログを作るのに敢えてこのサイトを選ぶところからして不自然ではなかろうか。本人がガソリン被って炎上するのが趣味というのならともかく。

しかしそんな底の浅い自作自演をニッポンの良心であるフジサンケイグループがやるとも思えんので、とりあえず判断保留で成注っすね。
ラベル:ネタ 反日 ブログ
posted by NA at 00:47| 東京 ☁| Comment(11) | TrackBack(0) | 電網 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月02日

破綻していても大丈夫な人たち

南京事件を巡って、とあるブログで2ヶ月以上にわたって繰り広げられている論争を見守っている。

もっとも、論争と言っていいのかどうかはわからない。一方の論理はとうにどうしようもなく破綻しているからだ。
同じ呟きに閉じこもり、あり得ない前提をもとに反証を求める。基礎的な史料を読んでいないことを問題と思わぬばかりか、知らないのをいいことに「ソースを出せ」と言い募り、出たら出たで「信用できない」と根拠なく切り捨てる。
傍から見ていてもその厚顔無恥さには目が眩む思いがする。自分には到底できない。

私は弱い人間なので、ここまで完膚なく己の論の誤りを指摘されたら赤面の至りで走り書きの平蜘蛛メッセージを数行残して尻に帆掛けてハンドルごとその場から消え去り、別のサービスで新しく無難な身辺雑記でも書いて細々とネット活動を続けることだろう。いっそネットと無縁の人生を送るのも悪くない、と考えるかもしれない。←いや、それでは真の意味で反省したことにはならんのだが。

彼らがそうせずに開き直って大口を叩いていられるのは、持論の根拠が崩壊していることに薄々感づいてはいても、ネット上にお仲間がたくさん(というほどでもなさそうだが)いて自分だけが恥を掻いているわけではない、という意識があるからだろう。
真っ当に文章を読み綴る能力のある人間ならば当然もっと手前で立ち止まって考え直しているはずだが、これが集団になると、どうももっとも愚かな構成員にまで判断のレベルが落ちてしまうようだ。

愚かな構成員は自分ひとりだけが愚かなことを認めたくないから他の構成員にも愚かに振る舞うよう促し、かくして馬鹿のスパイラル愚行のエスカレーションは留まるところを知らない。
かつての戦場での残虐行為も、そういう背景の下で起きたものが大半なのではないか、と想像する。集団というものが気楽さ無責任さを許容する器として機能しがちなのは今もよくある話だ。

ともあれブログ主がこの議論を打ち切らずコメントを温存してくれているのは、破綻した論理の見本を後世に残すためなのだろう。賞賛に値する。
ラベル:南京事件
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2006年07月30日

読まれるべきブログ「なにもない」

ブログを渡り歩いていて、エキサイトブログのなにもないというページに到達した。
エイズを発病したという元風俗嬢「優実」さんのサイト。23歳とのこと。

一番古い日付のエントリ「風俗嬢の末路」で、彼女の後ろ姿の写真が見られる。
背中一面に赤い発疹が出た痛々しい姿に、何と言っていいのかわからないぐらいショックを受けた。
これは現実の世界の出来事で、ネットを介して彼女は我々のすぐそばにいる。発言している。

NS嬢のNSとは「ノースキン」の略だと他のサイトにあった。そういう風俗のジャンルがあるらしい。無謀を通り越してただただ恐ろしいとしかいいようがない。
泥酔などによる危険運転が重罪に問われるのと同じく、危険な性交も当然処罰されるべきではないか。別に冗談のつもりで書いているのではない。「犯人」を突き止めるのは簡単なことではないだろうけど。
彼女に感染させた男は、今どこで何をしているのだろうか。そして感染の後で彼女を買った男たちもまた。

このブログが本物なのか偽物なのかを判断できる客観的な材料はない。彼女の文章を読んで各自で判断するしかない。
ただ、たとえフィクションが混じっていたりあるいはすべてが創作だったとしても、このブログは日頃我々が向かい合う義務を怠ってきた、目を背けたい「真実」を突きつけている。そのメッセージを受け止めるべきだ。

荒らし対策のため、なにもないは現在ココログに移転している。
少しでも長く続いてほしい。そして少しでも多くの人に彼女の言葉を読んでほしいと思う。

追記(2006/07/31午後):
先ほど確認したらエキサイトブログの画像がなくなっていた。コメント欄で真贋論争が繰り広げられていたことが影響かしたのかどうか、取り下げの理由はわからない。
posted by NA at 22:59| 東京 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 電網 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月27日

今こそ戸田和幸に注目

トルシエジャパンのボランチとして活躍した元サッカー日本代表、今はサンフレッチェ広島で活躍する戸田和幸選手(以下呼び捨て御免)のサイトVS footballが滅法面白い。極めてサッカー的な言葉の奔流。

サイト説明に戸田自身の言葉として
今回自分のWEBを立ち上げましたが、これは「自分の言葉でどこまでサッカーを表現できるのか、伝えられるのか」という、自分に対するもしくはサッカーに対する一つの挑戦になると思っています。
これだけのことがグラウンドには散りばめられているんだ、ということを伝えられればいいかなとも思っています。
とあるように、徹頭徹尾サッカーとは何か、についての語りだけで成立しているサイトだ。
言葉で戸田はサッカーと対峙する。ピッチの中の出来事を彼にしかできない表現で伝え、観客席やましてやテレビからでは見えないサッカーの真の姿を現出させる。

聞き手のタテノショウヘイ氏(ロックの人らしいが、凡百のサッカー評論家やアナウンサーよりもよほどインタビューのツボを心得ている)に対して、戸田は延々サッカーの話だけをする。ボールと人の運動について語ることに徹する。成り行きで日本人論などに流れることがあっても、それはすべてサッカーを考えるための通過点に過ぎず、決して人生や他の何かを語るための道具にサッカーを使ったりはしない。
それはサッカーに対する愛の表明ではない。愛する以前に既に戸田とサッカーは不可分であるようにも見え、自分の体に絡みついて離れないサッカーを言葉で切り離して腑分けしているようにも見える。

先に引退を表明した中田英寿選手にもタテノ氏のようなインタプリタというか、世間との間に立ってリアルタイムで意思を伝える手助けをする存在が居ればよかったのにな、と思う。最初から他選手との距離・断絶を前提に語る金子達仁氏や馳星周氏(たとえば。彼の発言や思いを伝える人は他にもいたとは思うけど)にはその役割は無理だったのだろうか。

ちなみに中田引退のニュースに対する戸田の評は、いい感じでクール。
俺はどっちかって言うとサッカーしかなくてサッカーしか出来ない人間だから。俺はそれでいいと思ってるけどね。(略)「サッカーしか出来ない人間だと思われたくない」って人がいればさ、それはそういう可能性と才能があるんならいいんじゃん?と思うけどね。
そういうものだ、とヴォネガットに倣って言いたくなる。草野進言うところの、野球に愛されながら野球を心底愛することのなかった江川卓のことを思い出した。

今回たまたま目についたのが戸田選手のサイトだったが、ここまでの表現力を獲得しているかはともかく、他にも数多くの選手が読むに値するウェブサイトを展開していることだろう。戸田が日本代表に戻れるかどうかはわからないが、彼のを含めてサッカーについて語られる無数の言葉の中から、未来の展望は必ず開けるはずだ。

ドイツW杯は終わった。ジーコはいなくなった。中田英も去った。ひとまずいろいろなものに区切りがついた。これからは国威発揚や自分探しの手段でもない、ましてやマスメディアの商材でもないサッカーのためのサッカーが行われることを待ち望もう。そんな気分にさせられた。

追記:
26日夜の試合結果。戸田は出場停止だったはず。

システム機能せず連敗 広島

 前半で3失点の広島は、パスがよくつながった後半も決定力を欠いた。得点はウェズレイが挙げた1点のみ。攻撃重視のペトロビッチ監督は、守りを攻めで補うシステムが機能せず「後半は悪くなかったが……」と、2連敗に渋い表情だ。
 それまでのサイドバックからストッパーへと守備ラインの一角を任されている駒野は「ボールを持っていない選手が持っている選手を追い越す動きなどが、できていない」と運動量の少なさを敗因に挙げた。(広島広)(了)[ 共同通信社 2006年7月26日 22:52 ]
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2006年07月26日

新幹線に注文弁当配達

この話を読んで、伊丹十三の文章を思い出した人は多かったのではないか。JR東日本のえきねっとShoppingで、新幹線車内への弁当配達サービスがアナウンスされていた。
成城茶懐石一宮庵の齋藤宗厚氏の監修の下、日本ばし大増の横山勉総料理長が献立を創り、趣向をこらした四季折々の旬の味が味わえる「懐石弁当 大人の休日」の夏バージョンが「えきねっとショッピング」に初登場!夏の疲れた身体にうれしい夏の味覚を存分にお楽しみいただけます。
「えきねっとショッピング」では、お客さまがご乗車になる東京駅発「はやて」「こまち」の指定席まで、ご注文のお弁当をお届けします。お届け方法については、注意事項を事前によくご確認ください。
今手元に本がないので確実ではないが、数ある伊丹十三の著作中もっとも親しみやすい「日本世間噺大系」で、会員制の闇組織が新幹線の指定席にこっそり弁当を配達する、というフィクション仕立ての小話が載っていたはずだ。
原著はたしか30年ほど前の刊行(私は80年代に文春文庫で読んだ。右上のリンクは昨年再刊された新潮文庫版)だったから、実現するまで随分と時間がかかったものだと思う。企画側が伊丹さんのアイデアを知っていたかどうかはわからないが。

窓の開く電車で3時間ぐらいかけてどこかに旅行に行きたいものだ。もちろん弁当と昔懐かしいお茶パックと冷凍みかん、できればビールつきで。
posted by NA at 12:13| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 電網 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月23日

封切前から袋叩き

Yahoo!ムービーでゲド戦記のユーザーレビューがすごいことになっていた。
ローソン店頭のポスターに描かれたキャラクターの絵(アレンが首輪嵌められてるやつね)の杜撰さ情報量の乏しさに驚き、果たしてどうなっているのか気にはなっていたのだが。

ロードショーは7/29からなので、多くは試写の感想らしい。予告編を見ただけで投稿している人もいるようだが、試写組の多くが星1、2個という酷評。読んでいると、もはやこの映画に対する興味はどれだけコケるか、駿パパがどう事態を収拾するか、しか残されていないような印象を受ける。
組織票が動いている可能性もないとは言えないが、それぞれ個性的な罵倒口調や嘆きぶりはかなり説得力がある。

……さて、前売り券どうしよう。

追記:
例によってWikipediaの「宮崎吾朗」(魚拓リンク)の項目は悪意ある編集がなされていた。毎度のことながらこういう振る舞いにはがっかりさせられる。
posted by NA at 22:58| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 電網 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月17日

数独の深淵を垣間見る

se01.jpg門外漢が知らない分野についてうっかり言及するものではない。スイス・フライブール大学博士課程のNicolas Juilleratさん(どう読むのかな?)が作られた数独解析プログラムSudoku Explainerを使って、私は大いに打ちひしがれたのだった。

数独の解法について、コンピューターサイエンスの研究者たちは様々なパターンを探り当てては論理的に証明を積み上げているのに、俺ときたら「Hidden Pair」を探し出したぐらいでいい気になっていたんだもんなあ。そんでもって周りには「趣味は数独」とか言って、井の中の蛙がお山の大将気取り。やんなっちゃうよ、まったく。恥ずかしいにもほどがある。世界との距離は遠かった。ジーコジャパン玉砕。
いや別に最先端と張り合ってたわけじゃないんですけど、スキップ気分で登山を始めて、途中で頂上のあまりの高さに気づいて眩暈がしている感じというか何というか。
とぼやいてる今も、Sudoku Players' Forumsなんてところではすっげえ高度な議論が戦わされているのだ。むむむむむ。

se02.jpgこのDynamic Contradiction Forcing Chainsの、相関を示す矢印の輻輳と、前提条件が矛盾していることを示す2セクション計80段に亘る証明(個々の項目は単純なロジックの積み重ねなのだが)の緻密さときたらどうだろう。この際美しい、と言ってしまおう。
同じ9x9の盤と数字を見ていながら、背後にこれだけの論理の世界を読み取ることが可能だと気づかなかった迂闊さには、今すぐ穴を掘って失踪したい気分だよまったく。
ラベル:数独
posted by NA at 23:59| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 電網 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月04日

動物虐待映画の系譜

ハナログ - 白い山脈(1957)があまりにも面白かった(面白がっていてはいかん内容なんだけど、つい)ので備忘録。
すごすぎる。

中で言及されている「子猫物語」の撮影現場で何が起きたかについては、検索してみたがネット上で信憑性の高い資料はまだ見つかっていない。2ちゃんねるの「子猫物語」スレッド(立てられてから2年半、まだ続いている)のこことかここあたりに書かれている内容はもはや都市伝説化しているように感じる。虐待疑惑を取り上げたという女性週刊誌を見てみたいものだ。
もっともネット上では既にあちこちからリンクが張られている、吉田豪氏によるムツゴロウこと畑正憲氏のロングインタビューを読んでいると、この人だったらどんなとんでもないことでもやりかねない、という印象は受けるが。

追記:
サーバー名が変わっていたためリンクが切れていた。以下はこっちからの引用。
32 :この子の名無しのお祝いに:03/11/29 20:54 ID:PH2hHBha
19 名前:名無シネマさん 投稿日:03/06/28 11:53 ID:aMYxNyUq
>7
「子猫物語」の撮影中のできごと、
怪我をして足を引きずるシーンを撮りたいのに、
新しい子猫はなかなか思うような演技をしてくれません。

その様子を見ていたムツゴロウ監督。
「ぼくにまかせて」と、子猫をひょいと持ち上げて物陰へ…
どうするんだろう?と顔を見合わせるカメラマンとスタッフたち。

しばらくして戻ってきたムツゴロウ監督。
「これでいい演技をするよ」と子猫をカメラ前にそっと下ろします。
するとどうでしょう、子猫はすぐに足を引きずる名演技を始めたのです。



33 :この子の名無しのお祝いに:03/11/29 21:00 ID:PH2hHBha
26 名前:名無シネマさん 投稿日:03/07/01 04:33 ID:/IGVD3x4
>24
突然、川の流れが早くなったかと思うと前方からゴウゴウという
大きな音が聞こえてきました。なんということでしょう、子猫を乗せた
木箱は、大きな滝にぐんぐん近づいてきます。
しかし、子猫にできることといったら、振り落とされないように木箱に
必死にしがみつくことだけでした。
次の瞬間、滝壺に飲み込まれる木箱と子猫…

「カット!!」

ムツゴロウ監督に緊張したスタッフたちの視線が集まります。
「よし!やっといいシーンが撮れた。」、監督がそういうとあちこちから
安堵のため息が聞こえてきます。
「今日はここまでにしよう、みんなごくろうさん。」
その後、スタッフたちはテキパキと荷物を片づけると撮影現場を
後にしたのでした。
67 :この子の名無しのお祝いに:04/07/18 23:05 ID:vLVRZaul
239 名無シネマさん sage 04/07/17 02:32 ID:ghqy7rdG
このスレ初めてロムりました。
チャトランネタ何度も出すのはあれだけど・・・
私の父は当時撮影に同行する仕事をしてました。
父の仕事についての詳細を語ると万が一関係者が見ると
解る恐れがあるので申し訳ないですが書けません
なので信憑性にかけると思うかたもいるかと思います。
撮影では子猫達が本当にひどい扱いを受けていたらしく
(当時私は小学生だったので子猫の話は一切なかったです)
弱って口で呼吸をしてる子猫でも撮影に使えないとなると
軽トラックの荷台にあるダンボール箱にほりこんでおく等は
まだいいほうで・・・ 撮影中ごはんもろくにあげない、水も
もちろん・・・ 怪我をしたら次の子猫・・・ 色々色々・・・
動物好きの父は辛くて何度も涙したらしいです。
小学生だった当時父が子猫(茶トラの子猫)を2匹連れて
帰ってきたのですが、ひとりはおびえきってガクガクしてて・・・
もうひとりは後足を怪我してました。(大人になっても少し曲がったままでした)
当時小学生だった私は無邪気に喜んでましたが、6年ほど
前に父から当時の話を聞き非常にショックを受けたと同時に
ムチャゴロウに怒りを感じました・・・
我が家に引き取られた子猫達は私ももちろん、家族として
すごーーーーーーーーーーーーーーーーーく可愛がりましたよ!
それが唯一の私の想いの中での救いですね
今も猫が私の横で眠ってます。
もちろん茶トラですよ(^-^)
父から聞いた話を時々思いだすと本当に本当に涙が出てきます・・・
動物は大切にしてあげてほしいです。


なける、、

例によって2ちゃんねる情報なので真偽の程は定かではない。畑正憲氏の圧倒的な存在感が生んだ都市伝説だとしても何の不思議もないようにも思う。
posted by NA at 02:20| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 電網 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月28日

ボーダフォンをやめた

ボーダフォンの携帯を解約した。
もともと圏外エリアの多さに業を煮やしていた(若向けの場所に行かないのが悪いのかしらんが)ところだった。W-Zero3が十分実用になると見極めがついたのと、ソフトバンクモバイルに移行後のサービス向上が全然窺えなかったため、長年の契約を切ることにした。

Yahoo!BBユーザーとしては携帯とBB回線の融合による新しいサービスが当然あるものと期待していたのに(別に安ければいいということではない)、この数ヶ月何の気配もなかった。もしかしたら水面下では何かしら動いていたのかもしれないが、家に届いた孫社長の手紙を見てもニュースリリースを覘いてもまったく未来像が見えてこない。そしてボーダフォンの忌まわしい年間割引契約は、1年ごとの更新期以外に解約すると違約金だか何だかで馬鹿みたいな金を取られるのだ。6月はちょうど更新月だったので、これ以上腹を立てないためにも解約が賢明であろうと判断した。

実を言うと、ポイントは結構溜まっていたので2006年夏モデルには少しだけ未練があった。特にAquosケータイこと905SHには興味津々。電波の弱さはともかくとして使っていたJ-SH53の作り込みは結構気に入っていたので、W-Zero3同様シャープ端末には期待してもいいかも、と思わなくもなかった。

だが、よく考えたらこの機種の魅力というのは要するにワンセグ視聴可能ということぐらいであって、日頃テレビをほとんど見ていない人間が何でそんな物必要なんだ、と我に返った。それにもし外出先でテレビなんか見ようものなら、あっという間に電池がなくなるだろう。大事な連絡が取れなくなって中年男が充電池欲しさにコンビニを彷徨うのはいかにもみっともない。見たければ専用端末を買えばいいのだ。ポイントは誰かにあげることもできないらしいので、潔くあきらめた。

J-SH53にはもうひとつ気に入った点があって、光の条件がいいときに限っては内蔵カメラがものすごくクリアな画像を撮ってくれることがあったのだ。この点、同じ130万画素でもマクロ撮影もできずストロボもないW-Zero3の内蔵カメラは遥かに劣っている。とても後から出た機種とは思えない。
もちろん光量が足りないところでは全然だめだめなんだけど、携帯のおまけとしてはそれなりに使えたように思う。あれが使えなくなるのはちょっと残念だ。でも、おまけカメラのために携帯の契約を続けるのはそれこそ本末転倒のきわみである。

たぶん、遠からずYahoo!BBも解約するだろう。わが国におけるインターネット環境の普及にソフトバンクの果たした功績は並々ならぬものがあった(日本政府より圧倒的に大きいだろう。何がe-Japanだか)と思うのでそれには常々感謝しているが、もうお布施は十分払ったはずだ。今更下らない動画コンテンツの囲い込みと配信に支払った契約料を使って欲しくはない。インターネット端末をただのテレビにするぐらいもったいないことはない。
個人的には何の恨みもないけれど、ソフトバンクのサービスはことごとく的を外しているような気がする。悪評だらけのヤフオクで、最近になって急に利用者を増やそうとしているのはどうした風の吹き回しなのか。まあYahoo!をはじめ利用者はまだまだ多いらしいので、私がひねくれているだけなのだろう。

ということで、ボーダフォンショップへ行って解約を申し入れたら、一言二言理由を聞いただけであっさり応じてくれた。別に引き止められたくもなかったが、いろいろ説明する準備はあったのに何だか拍子抜け。
店員は丁寧に説明して丁寧に番号を抜いて、店を去るときにはなぜかグッズのおまけまでくれた。やめたらサービスしてくれる月間なのかよ歓迎されているのかよ、と思ってよく見たら、J-Phoneからボーダフォンに移行するときのノベルティの余りだった。何とも物持ちのいいことだ。そりゃ今のうちに配っておかなくちゃ、ねえ。
posted by NA at 00:28| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(3) | 電網 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月18日

USBtoIDEのトラブル

作業内容の個人用備忘録。もし応用される場合は自己責任でお願いします>読んだ方

USBtoIDE経由で外付けしたHDDが、先日なぜか突然認識されなくなった。秋葉原で安い店では980円ぐらいで投げ売りされている、3.5インチ/2.5インチ共用の変換アダプタ+4ピン外部電源セットのアレだ。

ハードウェア認識のエラーかと思ったが、デバイスマネージャに「!」が表示されてはいない。ウィザードを使っても該当デバイスを検出してくれない。

海外サイトも含めてあれこれ検索したが、自分の事例に一致するケースは見当たらない。結局、レジストリのHKLMで関係ありそうな個所を削除しちまえ、という乱暴な結論に。具体的には下記の項目を下位ディレクトリも含めて丸ごと消した。なぜかアクセス許可の変更が必要だった。
HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Enum\USBSTOR
HKEY_LOCAL_MACHINE\System\CurrentControlSet\Enum\USB
リセット後、繋ぎ直したら再び認識し、前と同じドライブレターが復活したと言う次第。今のところ結果オーライという感じだけど、これでよかったのかどうか。
もし正しい対処法をご存知の方がいらっしゃいましたら、教えていただけるとうれしいです。

追記:
似た事例で悩んでいる人は多いようだが、明確な答えは見当たらなかった。
USBデバイスが認識されません - Google 検索
OS自体に由来する不具合ではないか、という気がしてならないのだが。
posted by NA at 15:05| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | 電網 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月14日

君たちそんなにFが好きか

痛い。近来稀に見る痛すぎる話を、その名も痛いニュース(ノ∀`)経由で知った。もし自分が当事者だったら自己の存続の可否をじっくり考えかねないぐらいの悲惨なできごとだ。

美談と言い切るには既にちょっと変な記事が、asahi.com(魚拓リンク)で紹介されていたのが発端。
 うさぎの格好で日本一周でもしてみよか――。1年前から着ぐるみ姿で歩いて日本一周に挑んでいる北九州市門司区のAさん(39)が、地元入りした。強風や暑さに苦しみながらも、旅先で出会った人たちの声援や笑顔を力に、足取りは快調だ。(中略)用意した着ぐるみは、パンダとうさぎ。薄汚れて子どもの夢を壊さないよう、週に一度は洗濯する。もちろん交通ルールも守る。
 1日20〜30キロのペースで日本海側を南下。九州の西側を歩いて沖縄で折り返し、今は北上中。豪雪の新潟や秋田も歩き、大きな頭を揺らす強風に首を痛めた。沖縄では暑さに苦しんだ。
なんでも「生まれて初めての彼女もこの旅で出来た」そうで、まあそりゃ頑張ってよかったね、で済めばただのありがちな新聞記事で終わっていたことだろう。
しかし好事魔多し。広い北海道で、たまさかとんでもない相手に出会ったことが彼のネット上での評価を大きく変えることになると誰が知ろう。

魔は若い女性のかたちをしていた。少女単体なるソロプロジェクトを展開している苅谷文とかいう女優?(ごめんよく知らない)が、 林由美香との不倫自転車旅行を記録した異色AV作品などで知られる平野勝之監督のドキュメンタリー企画「フェ○チオ北海道」の撮影で、道内を自転車でぐいぐい走り回っていたのだった。二人の遭遇の経緯は(わかりにくいが)このへんを読むとだいたいの感じは掴める。壮絶な悪意が垣間見える。
うさぎさんの方もブログ着ぐるみ冒険記を作っており、当日の記録はこのページあたりだが、果たして苅谷嬢の存在や起きたことはまったく記されていない。まあ当然か。

苅谷嬢が書いていることに100%の信頼を置くわけにはいかないが、最中のビデオも撮影しているらしいので、無からの捏造ということは(双方示し合わせての行為ならともかく)なさそうに思える。
半ば罠にかけられたようなものだから気の毒ではあるが、無害そうな(いや、そうでもないか?)外見とは裏腹な行為につい走ってしまったいきさつをウェブ上で暴露されたことによるダメージは少なくなかろう。マジで自殺されないことを祈る。

とここまでは実は前振りで(長いね)、私はどうして男全般がそんなにF(楽器演奏にたとえられる行為を示す外来語の頭文字。ところであれは何語なんだろ?)が好きで好きで、女子の人にそれをしてもらうためには恥も外聞もなく見境なくなってしまうのかが理解できない。そんなにいいか、Fって?
江口寿史が漫画で「男はみんなFが好き」と歌っていたが、少なくとも私は例外だ。くすぐったいだけで全然面白くも何ともない。

うさぎさんの場合、どういうやりとりがあったかはわからないが、旅先での出会いという特殊なシチュエーションに酔っていたとしても、見ず知らずの相手にビデオ撮影を許すことと引き換えにしてまでやってもらいたいものなのだろうか、Fというものは。たとえ本番にしたってどうかと思うのだが。
それほど回数・人数を経験していないので(プロの技も未体験)、もしかしたら私がまだ真実のFに出会っていないというだけのことかもしれない。あるいは、長年孤独に耐えて鍛錬したセルフコントロールの金賜物で感度が鈍っているのであろうか。どうも失礼しました。

Fは動物が親密さをあらわす行為にも似通っているような気がする。生命の危険を伴いかねない危険な振る舞いを敢えて行うことで、どれほどの信頼、好意を相手に持っているかを端的に示すという、むしろ儀礼色の強いアクションではなかろうか。
TPOを誤ったFがどれぐらい危ないかは、ご存知「ガープの世界」で活写されている通り。あれを読んだから嫌いになったというわけではないが、その可能性を頭の中から排除することはもはや不可能だ。怖い怖い。
のんきに征服感などを味わって満足している野郎どもの気がしれない。味わわれているのはそっちの方だ。じゃなくて、生殺与奪の権を他人の口に委ねているだけのことだ。

こういうことを書いたあげく「我こそはと思わん婦女子の挑戦を待つ」とか阿呆な誘いをかけてオチという趣旨ではない。口はご飯を食べたり本物の管楽器を演奏したり話をしたりするのに使うべき場所である。どんな相手にもFがサービスになるとは限らないということを、女子の人はよくわきまえてほしいと思う。喪男が何を言っても世間の大勢は変わらないだろうけど。
posted by NA at 01:15| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(1) | 電網 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月19日

世界に広がる裏ワザ

「伊東家の食卓」がYouTubeで大変な人気らしいので例によって備忘録。
このへん参照。もちろん厳密に言えば著作権侵害になるのだろうけど。
この番組、もう海外に進出しているのかな? 無料のマーケットリサーチとして見ると、なかなかの結果だと思う
posted by NA at 02:31| 東京 🌁| Comment(1) | TrackBack(0) | 電網 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月17日

備忘録・ブッシュ褒め殺しスピーチ

とにかくすごい内容。ヒアリングの練習のためにもメモメモ。

ベイエリア在住町山智浩アメリカ日記 - ホワイトハウス晩餐会でS・コルベアがブッシュをホメ殺し!
COMPLETE TEXT (clean copy) - Full Video - Great Pic of Colbert
Colbert Roasts President Bush - 2006 White House Correspondents Dinner - Google Video

日本のコメディアンで、首相の晩餐会で本人を前に痛快にこき下ろすスピーチをできる役者はいるのだろうか。爆笑問題の太田光に頑張ってもらうしかないかなあ。
posted by NA at 02:33| 東京 🌁| Comment(2) | TrackBack(0) | 電網 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月14日

トヨタのCMが凄すぎる件について

humanity.jpgYouTubeなどで話題になっていたCMフィルム。トヨタ車の文字通りの「Human Touch」ぶりを描いた1分間のビデオだ。
本物かどうか怪しく思っていたが、どうやら歴としたCMらしい。英国のデジタルビデオ制作プロダクションGlassworksのサイトなどに実物があった。2003年頃の作品らしい。

Glassworks Archive: - Toyota 'Humanity'
'boards - Screening Room

非常に面白いが、人間をモノ扱いするある種の鬼畜系漫画をも彷彿させる悪趣味な演出は、多分日本では忌避されるだろうな、とも思った。「Human」という英語は本来、我々が思う以上に生々しいニュアンスを伴うものなのかもしれない。
posted by NA at 14:59| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 電網 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月30日

1/1000秒を見る

高速度カメラによる計測・解析をしている株式会社ノビテックのデモ動画が面白い。
特に気に入ったのは風船の破裂砲外弾道だ。

前者の、ゴムがシュリンクして空中に水球が現れる一瞬の光景には、何か神々しいものすら感じる。
そして砲弾が緩やかに(高速度撮影だからだが)回転しながら飛行する映像は、抽象的にしか考えられなかった戦争というものをリアルに感じるためのひとつの手がかりになり得ると思った。

破壊と殺戮の道具である砲弾の姿を、人間の目ではない目で認識するという体験には不思議なものがある。
うまく表現できないのだが、戦場における加害者と被害者のどちらも具体的には理解していないどこかで、残酷な目的のための機能が整然とはたらいていることの奇妙さというか何というか。ああ、もどかしい。
砲弾のターゲットにされた人間の目は死ぬ瞬間、正面からの砲弾の姿を一瞬捉えるのだろうか。

この会社は高速度カメラのレンタルもしているという。私の仕事とは当面接点はなさそうだけど、何か活用法がないか考えたくなった。私たちの日常は1/1000秒の果てしない積み重ねでできているはずだから。
posted by NA at 03:57| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 電網 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月22日

ネット電話の可能性

ネットを経由した電話サービスは単に安さにとどまらず、いろいろとんでもない可能性を秘めているのだな、と例によって通勤電車の中であれこれ妄想した。要するに現在メールでできていることがすべて音声でも可能になり得るわけで、それって結構大変なことなんじゃなかろうか。

AとBの交わしたメールは双方のメールサーバーに記録されているわけだが、これが音声通話でも可能と考えればどうか。現在はまだネットの回線容量やストレージの容量などが現実的でないかもしれないが、遠くない将来それらの問題も解決されるだろう。敢えて録音でもしない限りは一過性のものと思われていた電話での通話が、アカウントを使ってログインすれば簡単にどこでも再現できるようになるのだ。ビジネス分野を中心にコペルニクス的転回が起きるのではなかろうか。

音声認識も、既に話者を限れば相当な精度を確保している。特定の単語をタグ化して検索性を高めることなどすぐできるようになるに違いない。何年何月何日何時何分に誰かと交わした会話のログが簡単に残せるようになる。

というインフラさえ整えば、ストレージする対象を何も電話の通話に限る必要はなく、会議のログなどを自分のアカウントに転送して一覧性のあるかたちで記録する習慣も一般化するだろう。携帯でも同一アカウントのIP電話を使えるようになれば、通話のすべてが等しく管理できるようになる。スケジューラやメールとも組み合わせたかたちの管理画面ができれば、話したそばから内容を忘れるような私にとっては非常に心強いサポートツールとなるだろう。

他方、得てしてこういうものは管理者側の都合のいいかたちで実現するもので、どこかのSIが社内のPBXをすべてIP電話で置き換えるついでに情報管理システムとして社員に知らせないまま導入を勧めるようになるのかもしれない。内線を介した昼飯の誘いや人事の噂話などがすべてログ化され、社内外の人間関係が手に取るようにわかることになるわけで、これはもはや悪夢以外の何物でもない。安部公房の晩年の長編「密会」に、複数ポイントに仕掛けた盗聴器を後からモニターするという泥沼のような光景が描かれていたが、最新のコンピュータテクノロジーはその不可能を簡単に可能にするだろう。

ネットを通じた電話サービスというものはまだビジネスとして始まったばかりだが、普及し出すとおそらくものすごいサービス競争を伴って一気に成長するだろう。情報管理などのモラルについてどれほどの配慮がされているのか、少々不安になったりもした。

何分門外漢の思いつきなので、既に実現していたり陳腐さゆえに却下済みだったりするアイデアかもしれないがご容赦を。
posted by NA at 21:18| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | 電網 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年04月16日

ピタゴラスイッチ動画集

はてなブックマーク経由で知った、Google Videoのピタゴラスイッチのドミノ倒し(というのかな? 追記: ピタゴラ装置というらしい)映像集。可愛らしい仕掛けだけど、これだけ本数をまとめて見ると壮観だ。``Incredible Machines"との賞賛もむべなるかな。
集大成したDVDとか出たら買っちゃうな、たぶん。

これを見て思い出すのはHonda UKが2003年に流した傑作コマーシャル「The Cog」だ。これも実写。ピタゴラスイッチと違ってこちらは電気などの細工もありだが、スケールの大きさには圧倒される。未見の方は、車の各パーツを駆使した2分間のリレーに呆れて下さい。

追記:
上記のGoogle VideoはNHKか誰かからクレームが入ったらしく現在NAである。残念。
でも、別の印象的な名前で登録されているので頑張って検索されたし>みたいひと
posted by NA at 01:26| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 電網 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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