2006年10月25日

SBMの明日なき戦い

MNP開始で久しぶりに孫正義社長のご尊顔をあちこちのニュースなどで拝見していて、そういえばやわらか戦車ってソフトタンクかよ、と脈絡なく思う。

使っていたボーダフォン携帯を解約した経緯を以前のエントリで書いたが、今回サプライズを狙って発表されたサービスプランを見ても別に後悔の念は湧かなかった。既にWILLCOM NEWSさんの「ソフトバンク・ゴールドプランの落とし穴」で詳述されているように、アピールの派手さを狙っただけで実はさほど安くも便利でもないという印象が先に立つ。これはSBMだけではないが、何かと縛りだらけの契約条件を理解するため説明書きを熟読するほどわしらは暇ではないのだ。

通話頻度の低い私のような者が携帯サービスの良し悪しを語る資格があるとは思わないが、繋がり症候群真っ最中の若者らはいざ知らず、社会人にとって携帯電話とはある種の必要悪のようなもので、連絡がきっちり取れて通話時間が長くて簡単なメモ画像が記録できて汎用のメールが使えればそれでよい、という層は少なくないのではないか、と思う。その意味で、MNP実施に合わせた新価格体系や端末の新ラインアップの紹介はあっても、魅力的なサービスの提案は各社ともほとんどできていない。SBMは遠からず携帯メールとYahoo!メールのアカウント統一ぐらいはやるのだろうが、その程度ではネットと携帯のシナジーとはとても言えないだろう。

BBのコストも回収できないまま戦線を拡大し続けるソフトバンクグループだが、果たしてこの進路の先に未来はあるのだろうか。ドメスティックな携帯市場の拡大は頭打ちで今後は限られたパイの奪い合いにしかならないだろうから、携帯ハードを利用した新たな用途が出現しないことには、際限のない消耗戦が待つのみではないか、と思う。
だいたい卵を同じカゴに入れるというのはどうなんだろう。おサイフケータイってどこが便利なんだ? 待ち受け可能時間を減らして音楽聴いてて大丈夫なのか? ましてやテレビの動画を見るなんて冗談じゃない。充電に使える汎用の超小型燃料電池を実用化してから出直せよ。

前にも書いたが、IP電話システムと融合して携帯での通話内容がデスクトップで再生できるようなサービスが出現すれば迷わず飛びつく。携帯を忘れたとき、出先で着信内容を聞ければどれほど便利かと思った人は多いのではないか。もっともそうなれば電波利権に守られてきたビジネスの枠組み自体が固定電話も巻き添えにして崩壊しかねないので、護送船団の乗客としてはSkypeあたりのガイアツを待つしかないのか、とも思う。

Willcomもこのところの躍進を導いてきた八剱社長が一線から退くそうでこの先波乱含みではあるが、携帯通信に月5,000円以上払う気のない私としてはとりあえず現状Willcomユーザーのまま成り行きに注目。W-Zero3の後継モデルはちゃんと出るんでしょうか。ちょっと心配。
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2006年09月12日

W-Zero3を分解してみた

W-Zero3のスライドする液晶部分を内側から留めているネジが外れてしまった。フレキシブルケーブルがぷらんぷらんしている状態で甚だ危うい。
秋葉原のウィルコムプラザ虎ノ門のウィルコムカウンターに持ち込まねばならないが、どちらも半端に遠いので行きづらい。持ち込んだところでこの程度の不都合で有料修理になるのも癪だし、預かりになっては不自由する。

自分でどうにかならないか、と思って検索しW-ZERO3分解手順メモに到達する。実に懇切丁寧な内容で、難所はさらに詳しく説明されているところが心憎い。
insidew-zero3.jpg紹介されている手順通りにバラし、無事に修理完了した。

過去にノートPCのHDDを換装したときにも感じたが、マシンは一度バラすとより身近な存在になるような気がする。もちろん故障しない機械の方が上等に決まっているが、ものが原発や航空機のような人命にかかわる道具でない限り、いざとなれば中を開けられるという安心感の方がコンシューマー機器には大事ではないか、と思う。
ポータブル音楽プレーヤーなどならば、最初から分解・部品交換可能であることを売りにする、というアプローチもありではなかろうか。

ということで余談はともかくyuichis.homeip.netのサイト主さんに大いに感謝。とても助かりました。スライダーが壊れて往生しているW-Zero3ユーザーは(もちろん自己責任で)ぜひご参考にされるといいと思います。ほかのW-Zero3関係コンテンツも面白そうなのでおすすめです。
posted by NA at 13:09| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | mobile | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年08月17日

Pocket Sudokuがversion 0.9に

毎度おなじみ、Emil AnderssonさんらによるWindows Mobile対応のフリーウェアPocket Sudokuがバージョンアップしていた。

今回の主な更新内容はバグフィクスとのことだが、
You can now check if your current progress is correct, without asking the application to solve the whole grid. If it's not correct, you're asked if you want to recover the last valid state and continue from there.
というわけで、一度間違った道に入り込んでしまっても誤ったセルまで戻ってやり直せる機能が追加された模様。いよいよ便利になっていく。

ver0.8で機能が大幅に増加した半面、サスペンドしたときにゲーム内容が失われることがあるなど若干不安定になっていた感じではあったので、そのへんが改善されているとうれしい。プレイした印象では確かに安定して動作しているようだ。

私家版の適当な日本語化ファイルを作って入れてみたら、文字化けせずに表示された。X-Wingなどの数独用語の定訳があればちゃんとしたものを作ってみたいのだが、ニコリのサイトなどを探しても見当たらない。勝手に翻訳するのも気が引けるしなあ。
posted by NA at 10:23| 東京 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | mobile | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月09日

Pocket Sudokuがバージョンアップ

sudoku08.png弊ブログがイチ押しするW-Zero3対応フリーウェア(イチ押しも何も他にないけど)であるPocket Sudokuがver0.8になっていた。
前版のver0.7でもこれが無料でいいんかい的な機能充実ぶりだったのだが、今回はいよいよヒント機能が搭載され、もはや恐い物無しというタイムキラーに成長を遂げた。いよいよ危うし俺の余暇時間。最近通勤電車で本当に全然本を読まなくなったなあ。

sudoku08-2.png画面はいずれもヒントボタン(Undo、Redoボタンの右の虫眼鏡アイコン)を叩いたときの表示。
上のはまあヒントを求めるまでもない例だが、下の「All in sector」は意味はわからないけど、おそらく同一行/列の3x3ブロック3つを参照して判別しているのだろう。
画面例だと、背景がグレーになっている中段に2が入るのは一番左のブロックである([2 6]か[2 3 6]のどちらかのセル)ということを示しているのではないか、と思われる。残りの[2 4 6 9]と[2 4 9]のセルからは[2]の可能性を潰せるわけだ。解釈間違っていたらごめんなさい。

さすがにヘルプを使ったらハイスコアは記録されないようになってはいたが、AutoPencilMarks機能とあいまって、ヘルプボタンをぱかぱか叩いていると難しい面もどんどん解けてしまって何が面白いのやらわからなくなってしまうのが、唯一の欠点と言えば欠点だろうか。
もちろん、自力で解く分には問題作成機能に
One of the bugs that have been fixed makes the hard and very hard levels even harder!
という甚だ頼もしい改善も加えられているとのことなので、いよいよもって向かうところ敵無しである。Very good job, Emil!!

追記:
数独の解法についてまとめたサイト(英語)を見かけたので備忘録リンク。→Some interesting Sudokus
「X-Wing」「Swordfish」「Naked Quad」「Jellyfish」などとパターンに名前がついているのが何だかカッコいい。
日本語でまとめたものとしてはこんなところも。→ナンバープレイス解法教室

追記:
さらにバージョン上がってます。
Not Available: Pocket Sudokuがversion 0.9に
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2006年07月07日

欲しくないぞっ、と

W-ZERO3[es]がにわかに発表され、そこら中のブログが盛り上がっているんである。

そりゃ確かに[es]はいい。すごくいい。カメラやIMEや持続時間などなど、使っていて不便・不満に感じた点の多くが修正されている。USB経由で発展性もある。まだウィルコムユーザーでなかったら、たちまち予約の予約(って何なんだか)に走っていただろう。

でもまだ半年ちょっとしか使ってない端末をそんなに簡単に乗り換えていいものか! 滋賀県知事選ではないがもったいないぞ! データ移行はどうするんだ。そして遠からず老眼になるに違いないわが目には2.8型VGA液晶は罰ゲーム並みの小ささであろう。まあ一般的携帯ユーザーの買い替え頻度は年1回ぐらいなんだろうけど(あてずっぽう)。

やっぱマーケット的には携帯スタイルか否かが大事なのかなあ。
もともと友達が少なくて電話の利用頻度が極端に低い悲しい中年である私は、はなから携帯的な端末がほしいとは思っていなかった。だから元祖Zero3のタコタコな電話機能に対しても力なく笑って許している。そもそもの比較対象がノートPCだしね。

出てしまったものは仕方がない。[es]は[es]でいいから、それとは別にPDAスタイルで正常進化した端末も、衝動買いできるお金がありそうな年末ぐらいに出してくれるとうれしい。フォームファクターは今のままでいいので、Bluetoothを載せて内蔵メモリを4倍にして(効果があるかどうか知らぬが)CPUは倍速にしてそのくせ電池が2倍もって、カメラの画素数は増やさないでいいから近接撮影は可能にして、キーボードにはdelキーをこっそりつけて、それでもやっぱりもう10g20gは軽量化した端末を、だ。その上で初代ユーザーは人柱特別価格でアップグレード可能、という展開になれば最高。そうなればもう、一生付いていきますともどこまでも。

と実現しそうもない悲しい夢を見ていたら、bogusnewsが見事に旧機種(になっちまったよ)ユーザーの切ない思いを突き刺す記事を配信していた。ええええ、まったくその通りでございます。
さて、Pocket Sudokuで現実逃避でもするか。
posted by NA at 03:59| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | mobile | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月04日

W-Zero3のフォントを変えてみた

W-Zero3に溜まっていたメールをごっそり処理して記憶容量が若干空いたところで、かねてやろうと思っていたフォントの差し替えをSmart-PDA.netさんの記述を参考に敢行。とても簡単だった。
MSのゴシックフォントは本当に醜い。Windows Vistaではメイリオ(Meiryo)フォントの搭載でようやく改善されるらしいが、まったくよくこんなものを10年以上も使わせ続けていたものだと思う。

SCRN0002.pngというわけで何にするか迷ったあげく、IPAフォントのプロポーショナル明朝体を選んだ。
右の画像はToday画面のスクリーンショット(Fn + Shift + Cで取る、とメモ)。ランチャーとNextTrainを入れているほかは、ほとんどカスタマイズしていない。
スクリーンショットで見てみるとそんなに変わった気がしないが、実機で見ている分には心持ち、小さい字でも見やすくなったような印象を受ける。

SCRN0003.pngメール本文の表示フォントもPocketの手で変更してみた。
明朝にすると、画面になにやらアダルトな雰囲気が漂うのは気のせいだろうか?
ただの広告メールも雑誌媒体の記事のように、少しはもっともらしく見えてくるから不思議だ。紙の文化の匂いがするんだよな、明朝って。ネットの情報を軽んじるつもりはないが、感覚というものはどうにも保守的で一朝一夕には変えがたい。

SCRN0001.png未だに飽きずにはまっているPocket Sudokuの表示も様変わりした。システムフォント指定だったのだな。
美しく大きい文字のおかげで、前の画面とは見易さが段違いだ。これは実によろしい。

このほかにもM+ と IPAフォントの合成フォントなど、いろいろ試してみたい書体がある。また暇とメモリの空きができたら挑戦してみるつもり。
posted by NA at 14:00| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | mobile | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月08日

Pocket Sudoku v0.70 is Excellent!

PocketSudoku.jpg先日見つけたフリーウェアPocket Sudoku v0.70は、W-Zero3上でも無事動いた(要.NET Compact Framework 2.0)。ベーシックな数独ゲームに必要な機能はすべて網羅している。まだバージョンは1.0未満だけど、もはや完璧と言っていいだろう。

強力なAutoPencilMarks(セルに入り得る数字を小文字表示。他のセルの状態に応じて自動更新)、アンドゥ、既存の問題の取り込みなど各種機能満載の上、インテリジェントとブルート・フォース(!)の二通りによる自動解析も可能だ。
配置済みのセルをタップして数字を選択するというインターフェースも、慣れればなかなかよろしい。
この手のゲームにハマりやすく生産性を奪われがちな人は近寄らない方がいいでしょう。私はもう手遅れです。

作者のEmil Anderssonさんのブログはこちら

追記:
おそるおそるネタフルさん(楽しく読ませていただいています)の「PDASudoku」紹介記事にトラックバック追加。こっちも面白いですよ。
追記(06/07/09):
Pocket Sudokuはさらに強まって0.8にバージョンアップされています。
posted by NA at 09:54| 東京 🌁| Comment(0) | TrackBack(0) | mobile | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月03日

W-Zero3で数独中毒

ごめんなさい。通勤電車の地下鉄でiPod聴きながら数独にはまって、いつの間にかぶつぶつ独り言を言ってる変なリーマンです。
「1、3、6、8……」「あ、だめじゃん」「こことここに入るから……」どう考えても不気味です。先日、隣の人が駅間で席を立ちました。そろそろ円満な社会生活と別れる境界線まで来ているかも。やばい。というぐらい面白い。

情報入手先はウィルコムファンサイト。極めてシンプルなインターフェースで、数字を仮置きする機能もないしクリアしてもそっけないウィンドウが出るだけだが、俺はこういうつれない仕様に弱いのか、かえって闘志をかき立てられる。頭のトレーニングのためにはその方がいいとも思える。
まあ、強いて言えば最下段にある数字の選択ウィンドウがもっとわかりやすい表示になるといいんだけど(選んだ数字がボールドになるのだが、これが区別をつけにくい)。

他にもないかな、と思って探していてFreewarePPC.com - Freeware Pocket PC: Pocket Sudoku v0.70を発見。フリーウェアで、問題の生成アルゴリズムも備えているらしい。すごいじゃん。W-Zero3で動くかどうか、あとで試してみよう。→試してみました
posted by NA at 11:35| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | mobile | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月23日

日本語入力雑感

W-Zero3を使っていて、思いがけない単語が変換候補から漏れていることに気づいた。最近のPCは割と何でも変換してくれる(いわゆる差別語は出ないけど)のが当たり前だったので、不便以前に少し新鮮に感じた。
学生時代にコンベンショナルメモリ640KBのPC-98シリーズを使っていた頃は、辞書をRAMドライブに追い出しては変換が速くなったとかどうとか喜んでいたものだったなあ、あの頃は小さな幸せが随分大きく見えたよ、何で今はFEPって言わないんだろう、などとじじ臭く懐古の思いにふける。フォークソングだねどうも。

そういえば最近、PCを使っていて「辞書を鍛える」ということをめっきりやらなくなった。IME標準の辞書が大容量化してそもそもその必要がなくなった/減ったことも寄与しているのだろうが、同時に「自分のPC」に対するこだわりの減少も影響しているように思う。社内ではログオン(とはWindows方言か)した出先の端末で仕事をすることも多く、いくら自席の端末のユーザー辞書に単語や使いまわしを覚えさせたところで労力に対する効果が今ひとつなのだ。移動プロファイルにして辞書も持っていく設定にすればいいのかもしれないが、端末のIME側の設定も個別に変更しなければならないのでは面倒くさいことこの上ない。

そういえば昔はATOK派やらWXII派やらそれぞれのFEPにこだわりがあって、「VJEじゃなくちゃまともに文章を書けない」なんて言っていた奴もいたよなあ(小声で「Writing Head」とか言ってる奴もいた、かな)、などと思い出してそのVJEは今どうなっているのか検索したら、昨年7月限りで発売を終了していた。⇒PC Watchバックス、パッケージソフトの販売を14日で終了
今のMS-IMEが極めて優秀で問題がない、とは誰も思っていないだろう。結局OS市場におけるWindowsの寡占支配が、日本語変換技術を単体のソフトとして売る可能性を潰してしまったのだ。

学生の頃は、いつまでもちまちまローマ字やカナで打った字を漢字に変換している時代ではないだろう、と思っていたがこの分野は世界的な競争がないためなのかどうなのか、ともあれなかなか画期的なイノベーションというものが訪れないらしく、わしらは未だに誤変換を娯楽の種とする入力生活に甘んじている。単語登録は相変わらず面倒くさく、IMEはご主人様の書き癖(変換癖と言うべきか)をなかなか覚えてくれない。

USBつきボイスレコーダーと一体化した音声入力変換システムが出れば、どこでも思うがままの入力環境を構築できると思うのだが誰か作ってくれませんが(最後の最後で他人任せか!)。
いや、iPodがいずれそういう機能を載せてくれるかもな。
日本語の入力環境の重要さをやたら肩肘張って主張するつもりはないが、そろそろ与えられた入力システムに自分をアダプトすることに疲れてきている中年男としては、ここいらで決定版が出てくれることを待ち望んでいたりするのだった。
posted by NA at 12:55| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | mobile | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年01月09日

ソリティア地獄

というありふれたタイトルを思いついてGoogle様にお伺いを立てたところ、本日現在で134件ヒットだった。もっと多いかと思ったのにな。きっと人類の有用なリソースの数%はこいつに食われているに違いない。

ともあれ、W-Zero3購入をきっかけに10年遅れのソリティアマイブームが再燃し、困ったことに越年してなお延焼中だ。最初は「スタイラスの使い勝手を試さねばな」などと自分に言い訳してプレイしていたのだが、今や握る指に力込めまくりでスタイラスがしなるしなる。遠からずへし折ることになるだろう。
仕事先に出向く際、地下鉄やJR車内で以前なら多少は資料の読み込みなどをしていたのに、今ではこういうおもちゃがあるから移動時間はすべてそちらに注ぎ込まれ、気づくと乗り過ごす直前だったりするから始末に負えない。今頃何をしているのだ俺は。

今更私が賢しげに書くまでもないと思うが、ソリティアのソリティアたる所以はその理不尽さにある。もちろん技術も点数に影響はするが、最初に配られたカードのオーダーが悪ければ何をどうあがいてもだめなものはだめなのだ。たとえば情報がすべて公開された状態でゲームが始まるフリーセルと違い、ソリティアをプレイする者は闇黒の中を手探りで、報われることの少ない旅路に挑まねばならない。大袈裟だねどうも。

クリアできる機会が異常に少ないだけではなく、クリアできた場合の報奨の少なさもまたこのゲームの泥沼性を際立たせている。私は1枚めくり金額方式繰越つきというもっとも自尊心を傷つける設定で遊ぶMな人なのだが、あれほどまで血の汗流してスタイラスに力を込めてクリアしたところでたかだか$260の払い戻しがあるだけなのだ。ふざけるな、全部クリアしたときにはボーナスを寄越しやがれと言っても誰も聞く耳は持たない。当然だが。
今回はようやく10枚捌けたか、でもこれでは通算-2だな、とか顔を暗くして次ゲームに臨むと恐ろしいことに1枚も場に出せなかったりするという非道な目に遭い、あるいは小刻みにプラスを重ねてようやく原点復帰に手が届くところまで来たところで最初から20枚連続で札を捨てるだけという小市民のささやかな努力を踏みにじるような仕打ちを平気な顔でする(どういう顔だ)このゲームは、徹頭徹尾プレーヤーを馬鹿にすることで成立している。ああ悔しい。口惜しい。

というわけで年明けから既に10時間近くをこのくだらないくだらないゲームに捧げた奴隷根性の塊であるかのような私である。W-Zero3からこれをアンインストールすれば救われることはわかっているのだが、所詮志願して奴隷になった身の上、自分にできるはずもない。誰かやってくれ、頼むから。
posted by NA at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | mobile | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月15日

W-Zero3キタ━━━━(゚∀゚)━━━━ッ

w-zero3.jpg秘術を尽くし人脈を駆使し大人らしく金に物を言わせて(大嘘)ようやくゲット。やったぜ。
人気商品を発売日近くに買ったことなんて久しくなかったなあ。こんなにわくわくしたのも久しぶり。

今日は仕事を定時に終えて光速で帰ろう、と心に固く誓う。
posted by NA at 16:05| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | mobile | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする