2008年03月12日

コンビニ弁当に見る食料事情

GRAPHICATION今号の食生活特集からもうひとつ引用しておきたい。国学院大学講師の千葉保さんによるコンビニ弁当○×クイズだ。
全部できたらあなたはコンビニ弁当博士!といったのんきなものではない(一部割愛・文章改変あり)。

Q01.コンビニでは弁当を必ず十種類置くことに決めている

Q02.コンビニでは一週間にひとつ新しい弁当が出る

Q03.コンビニ弁当を運ぶ配送車は一日二回来る

Q04.午前九時に配達される弁当は深夜に作られたものだ

Q05.弁当の仕入れは各店長が判断し注文する

Q06.明日は気温が上がるとの予報のときは仕入を増やす

Q07.一日に弁当は平均百個売れる

Q08.五百円の弁当の仕入れ値は半分の二百五十円

Q09.売れ残って破棄する弁当の目安は月十万円

Q10.和風幕の内弁当は食材の半分が国産

【回答】
A01.× 約二十種類から十五種類を選んで置いている
A02.○ 前週売上一位の商品も新商品には負ける
A03.× 一日九便来る配送車のうち三便が弁当を運ぶ
A04.○ 深夜労働がコンビニ弁当を支える
A05.○ 販売傾向や曜日、地域行事、工事現場の有無などで判断
A06.× 気温が高いとパンの方が売れる
A07.× 一日平均百三十個
A08.× 仕入値は約七割
A09.× 月四十万円
A10.× 外国産が七割

出典が明示されていないためすべてのコンビニチェーンを均したデータかどうかはわからないが、興味深い。詳しい内容は誌面にてぜひご一読を。これだけの内容を無料で送ってくれるんだから富士ゼロックスはえらい。

個人的にとりわけ問題だと思ったのはQ07の平均販売個数。弁当だけでこんなに多いとは思わなかった。これに加えておにぎりやサンドイッチなども売れているのだ。価格では到底太刀打ちできない地域の飲食店が年々減少するのも当然、と思わざるを得ない。
捨てられている弁当の多さは知っていたが、改めて金額として見ると無駄さがより際立つ。「回収し家畜のエサとして再利用する試みも始まったが、高カロリーのおかずを多く与えると健康を保てないことがわかった」という説明には苦笑するしかない。わしらそれ食ってるんじゃけんね。

添加物や遠い海外からの食材調達など、コンビニ弁当には様々な問題が盛り込まれている。もちろんコンビニ弁当だけが悪いのでなく、しのぎを削っているマクドナルドその他のファストフードも同様だ。
めしはできるだけちゃんとしためしやで食いたいものだ、との思いを新たにした次第。難しいんだけどね。
posted by NA at 03:34| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | めし | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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