2010年06月30日

小沢一郎は大芝居を打っているのだろうか

民主党幹事長から退いたはずの小沢一郎(敬称略)をめぐる話題がなんだから急に増えてきた。以下は両方asahi.com。
「約束、実行しなきゃ駄目」 小沢氏、菅執行部を批判
 民主党の小沢一郎前幹事長は28日、党が子ども手当の満額支給断念など昨年の衆院選マニフェストを見直したことについて「約束は実行しなきゃ駄目だ。政権取ったら、カネがないからできません、そんな馬鹿なことがあるか」と述べ、菅執行部の対応を批判した。愛媛県今治市での会合で語った。
 小沢氏は公示日の24日は山梨、25日は青森と1人区を中心に選挙遊説を続けている。新執行部が人事や政策で「脱小沢」路線を進めたことに対し、様子見の姿勢を示していた小沢氏だが、選挙戦が始まってからは執行部批判を鮮明にした。

枝野幹事長「小沢氏は無責任だ」 公約見直し批判に反論
 民主党の枝野幸男幹事長は29日、衆院選マニフェストを見直した党執行部を小沢一郎前幹事長が批判したことに対し、「税収の大幅な落ち込みにあわせ、やむを得ない場合には国民に理解を求める。硬直的、形式的に物事をすすめ、かえって国民に迷惑をかけるのは無責任な大衆迎合だ」と激しく反論した。
いったいこれは何なんだろう、と思う。よろず経済評論家の山崎元氏は消費税で迷走する菅直人首相にトドメを刺す小沢一郎氏の「正論」という論考で
「『政権をとったら、金がなかったのでできません』などと、そんな馬鹿なことがあるか。約束したことは守るのが政治であり、約束できないなら言うな」
 この批判は、あまりにも鋭い。菅首相に対して、国民の多くが抱いているであろう、もやもやした違和感をこれだけ的確に言い表した言葉を筆者は聞いたことがない。こう言われると、多くの人が、スッキリと分かったという気分になるだろう。
 しかも、今のタイミングで、小沢一郎氏にこう言われたのでは、菅首相も立つ瀬がない。
 菅氏から「しばらく、静かにしていろ」と言われた小沢氏だったが、ほんのしばらくの間確かに静かにしていて、口を開いたら、それがトドメを刺したというのに近いのではないか。
と小沢の発言を支持している。要するに参院選は民主党の負けと見切って造反に出た、という見立てである。政治のプロでない当方としては「ふーん」と思うほかない。鈍いかもしれないが、さほど注目も浴びていない菅内閣が大勝することは絶対にあり得ないだろうが、さりとて大敗もしないような気がするからだ。

もしかしてもしかして、小沢一郎は2005年衆院選で自民党に圧勝をもたらした「抵抗勢力」をひとりでやっているのではなかろうか。つまり菅首相とは出来レースだったのだ。彼一人で守旧派抵抗勢力側を引き受け、選挙終盤に菅がばっさり小沢を切る筋書き。世論はやんやの喝采を送り、支持率再びV字回復。とかなんとか。
民主党が選挙で圧勝するにはこれぐらいの仕組みが必要だと思う。どうだろか。はてさて。
posted by NA at 18:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 報道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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