2009年08月24日

比例区は自公民以外に

新聞各社が次々「民主党300議席」を打ち出す中、BIGLOBEニュースに民主党 歴史的大勝で比例区候補が足りない!という記事が出ていた。元ソースは日刊ゲンダイ。
 たとえば北海道だ。民主党は12の小選挙区で全勝の勢いだ。となると、比例区で救われるのは単純比例候補だけになるが、民主党は4人しか名簿に登載していない。
「4年前は比例の獲得議席は3でしたが、今度は4議席が確実。もし5議席なんてなったら、候補が足りなくなります」(民主党関係者)
 前回総選挙では、大勝した自民党が東京ブロックで比例候補が足りなくなり、他党に“当選枠”を回した。それを教訓に、民主党は東京、南関東ブロックなどでは比例候補を十分用意している。だが、中国ブロックは1人だけ、九州ブロックも2人である。地方の方が民主党へのなだれ現象が起きているだけに、「候補が足りなくなった」なんて事態も大ありだ。
おめでたい話ではある。比例区候補ひとり当たり600万円の供託金を惜しんだばかりに当選をフイにするケースがあちこちで出てくるかもしれないとは。
まあどのみち民主党圧勝の勢いは変わらないのだろうから彼らにとっては些細な問題なのかもしれない。だが、小政党にしてみればその一議席は喉から手が出るほど(なんというホラーな比喩)ほしいに違いない。

ブログ「Munchener Brucke」のkechackさんが東京―社民党保坂展人は国会からさよならか!!というエントリーを書いておられた。民主党圧勝の勢いの陰で、社民党や新党日本は厳しい選挙戦を強いられているという。
 今回の新聞報道を見て、民主党が勝ちすぎてよくわからない比例単独候補を国会に送り込むより保坂展人や有田芳生を国会に送った方が役に立つと思って、民主党支持者の中でも比例は社民か新党日本に切り替えようという選択投票をする人も出てくるではあろうが、民主党は組織選挙ができない党なので、党本部の支持で戦略的票分けみたいのは難しい。
個人的に保坂展人の「かんぽの宿」売却問題の追及やネット規制反対の立場からの発信能力の高さはかねて高く評価していた。党派を超えて必要と思える数少ない議員のひとりだった。そして有田芳生が議員になって国政調査権を手にしたら、必ずや統一教会の日本での違法な活動を暴き出し自民、民主議員らとの癒着を白日の下に曝してくれるに違いない、と思っていた。
そうか、この二人ともだめなのか。東京の有権者でない私としてはただ残念としか言いようがない。

二大政党がいずれも過半数に届かない場合は、間を埋める中小の政党がキャスティングボートを握ることになる。2005年までの公明党はその好例で、党自体はごく一部の支持しか得ていなかったのに実力以上に様々な影響力を国政に行使して地域振興券を配り大臣を輩出したわけだが、今回はどうやらその心配はなさそうだ。社民党や新党日本が党として生き残るかはどうでもいい(社民党がどういう政党であるかは以前のエントリで党員の方から話をうかがってよくわかった)が、国会議員になれば数人分の活躍が期待できる彼らの前途を閉ざすのは、この国にとって損失であるとすら思う。

どこのブロックにせよ、有権者がもし変革を求めて民主党候補に投票するのであれば、比例区こそ人物本位で政党を選んでほしいと願ってやまない。具体的には自民、民主、公明以外で、議員たるにふさわしい人が上位に掲げられている政党の健闘を祈りたい。
何も考えずに投票した結果、名簿搭載候補不足で意図せぬ政党に議席が渡ってしまう失敗だけは避けたいものである。いや本当にもったいない。
posted by NA at 13:14| 東京 ☀| Comment(1) | TrackBack(0) | 報道 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
本当に300議席こえるんですかね
アナウンスメント効果とか関係ないくらい
自民の旗色が悪いのか・・・
まあ来週が凄い楽しみですけど
Posted by ニュースで暇つぶし at 2009年08月24日 20:53
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