2006年01月09日

ソリティア地獄

というありふれたタイトルを思いついてGoogle様にお伺いを立てたところ、本日現在で134件ヒットだった。もっと多いかと思ったのにな。きっと人類の有用なリソースの数%はこいつに食われているに違いない。

ともあれ、W-Zero3購入をきっかけに10年遅れのソリティアマイブームが再燃し、困ったことに越年してなお延焼中だ。最初は「スタイラスの使い勝手を試さねばな」などと自分に言い訳してプレイしていたのだが、今や握る指に力込めまくりでスタイラスがしなるしなる。遠からずへし折ることになるだろう。
仕事先に出向く際、地下鉄やJR車内で以前なら多少は資料の読み込みなどをしていたのに、今ではこういうおもちゃがあるから移動時間はすべてそちらに注ぎ込まれ、気づくと乗り過ごす直前だったりするから始末に負えない。今頃何をしているのだ俺は。

今更私が賢しげに書くまでもないと思うが、ソリティアのソリティアたる所以はその理不尽さにある。もちろん技術も点数に影響はするが、最初に配られたカードのオーダーが悪ければ何をどうあがいてもだめなものはだめなのだ。たとえば情報がすべて公開された状態でゲームが始まるフリーセルと違い、ソリティアをプレイする者は闇黒の中を手探りで、報われることの少ない旅路に挑まねばならない。大袈裟だねどうも。

クリアできる機会が異常に少ないだけではなく、クリアできた場合の報奨の少なさもまたこのゲームの泥沼性を際立たせている。私は1枚めくり金額方式繰越つきというもっとも自尊心を傷つける設定で遊ぶMな人なのだが、あれほどまで血の汗流してスタイラスに力を込めてクリアしたところでたかだか$260の払い戻しがあるだけなのだ。ふざけるな、全部クリアしたときにはボーナスを寄越しやがれと言っても誰も聞く耳は持たない。当然だが。
今回はようやく10枚捌けたか、でもこれでは通算-2だな、とか顔を暗くして次ゲームに臨むと恐ろしいことに1枚も場に出せなかったりするという非道な目に遭い、あるいは小刻みにプラスを重ねてようやく原点復帰に手が届くところまで来たところで最初から20枚連続で札を捨てるだけという小市民のささやかな努力を踏みにじるような仕打ちを平気な顔でする(どういう顔だ)このゲームは、徹頭徹尾プレーヤーを馬鹿にすることで成立している。ああ悔しい。口惜しい。

というわけで年明けから既に10時間近くをこのくだらないくだらないゲームに捧げた奴隷根性の塊であるかのような私である。W-Zero3からこれをアンインストールすれば救われることはわかっているのだが、所詮志願して奴隷になった身の上、自分にできるはずもない。誰かやってくれ、頼むから。
posted by NA at 00:00| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | mobile | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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