2008年07月17日

さらばWillcom

初代W-Zero3を昨日解約した。大いにわくわくして買った端末だっただけに、二年八ヶ月の間にこれほど陳腐化するとは思わなかった。

転居した先の電波が弱く、室内の大半が圏外になったことも大きかった。追加負担でホームアンテナをつける手もあったが、この通信速度ではお話にならない。そして端末側のネット利用環境の改善が期待できなかったことが、見切った大きな要因のひとつだった。Windows Mobileゆえアップデートは難しかったのだろう。

企業規模も大きくないWillcomには酷な要求だろうが、端末のアップグレードパスが提供されていればあるいはもう少し使ってみる気になったかもしれない。せめて初代W-Zero3を使いやすくするソフト的改善、あるいはメモリ容量の増大などがあれば。
だが、重厚長大路線のD4(なんで今更、と思っていたら案の定もっと安い価格帯で小型ノートがたくさん出てきた)やiPhoneのつるぺた画面コンセプトを真似してかえって個性が失われたWillcom 03――展示会まで行ったのだが――などを見ていて、たぶん私の望む端末はこの会社に期待しても仕方ないだろう、と思うに至った。

サービスにも疑問を感じていた。
Willcomはメールボックス容量を今年三月に拡張していた。⇒WILLCOM|EメールサービスのメールBOXを1MBから15MBに拡張
だが、拡張するにはユーザー側で設定作業をすることが必要だった。そしてWillcomからのメールマガジンでは、この拡張のことがまったく触れられていなかった。先日、何度目かのメール詰まり(未読メールが1MBを超えると本体では受信すらできなくなる!)を起こして初めて気づいた。今時15MBという容量では宣伝にならないと思ったのかもしれないが、メールが使えないことによる不利益を思えば必ず伝えるべきことだったし、そもそもデフォルトで大容量に変更して何の不具合があるのか理解に苦しむ。

やめたプロバイダに今更文句を言っても仕方がないことだ。わが国におけるスマートフォン市場を切り開いた先駆的な役割には大いに敬意を表したい。免許を取得した2.5GHz帯WiMAXが開通すればWindows Mobile端末でもそれなりのことはできるようになるだろう。それまでに魅力的な端末の開発と、ユーザーを失望させないサービス方法をぜひ考えてほしいものだ。

電話機能のなくなったW-Zero3だが、さて何に使ったものか。
posted by NA at 05:15| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | mobile | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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