2010年08月08日

読み込みエラーが起きるオーディオCDの修復

PCを新調してから、iTunesでの音楽コレクション熱が再点火した。
数年の間に、光学ドライブの性能向上でCDの取り込みがここまで速くなっていたとは思わなかった。歌詞の自動取得ユーティリティもあるし、いや便利便利。iTunesは相変わらずもっさりしていて余計なお世話サービスもいろいろあるものの、マシンの高速化でまあ許してやってもいいかレベルの問題になった。2TBのHDDを増設したので当面容量も気にはならない。長生きはするもんだ。

長年死蔵していたディスクを次々くべるうちに、正常に読み込めなくなっているものがあった。車などで頻繁に掛けているうちにどこぞに傷がついたらしく、10曲収録のアルバムの6曲目だけが取り込めない。それほど好きな曲でもなかったのだが、ひとつだけ欠けているのはなんか気になる。聴けなくなるととなると猛烈に聴きたくなる。おかしなものだ。恋愛に似ているな。

というどうでも良い感想はともかく、何かしら復元ユーティリティーがあったはずだと思って探してみた。
最初に試したのがGreenfish DataMiner。製作元サイトは既になくなってドメイン販売にさらされていたが、フリーウェアサイトにミラーされていたのを入手して試す。ディスク全体のISOイメージを作ってそこから修復する趣向だが、何度やっても0バイトのイメージしか取れない。Windows7に対応していないのだろうか。
次に使ったのがRoadkil's Unstoppable Copier。よさげだったが、あいにく通常のファイル表示される範囲でしか修復してくれないらしい。CDの場合*.cdaファイルしか見えていない。オーディオCDのトラック修復用途ではないようだ。

で、期待していた機能を発揮してくれたのがCDCheckだった。名前の通りCDをチェックして読み出せないトラックをなんとかしてファイル化してくれる代物である。問題のトラック6を.wav化させたところ、所要時間200時間超と大鯖読みやがったのでやめようかと思ったが、この手のユーティリティーにありがちなことだが、ディスクの問題のあった箇所を通り過ぎたらそのあとはすいすい終了した。
できたファイルを再生したらきちんと鳴った。ブラボー。しかしやっぱり一箇所、約1秒の空白ができてしまっていた。南無。そこでやめずにちゃんと最後まで続けて修復してくれているのだからえらいともいえるが。

テープにエアチェックしていた頃(もはや先史時代だな)は多少のドロップアウトがあってもノイズが入っても「そういうもの」とあきらめていたのに、なまじ高音質で再生できるようになると人間贅沢になっていけない。いずれは前後の流れから欠落部分を推測して補填するようなソフトもできるんだろうけど。

修復後、ふと思い立って検索してみたら当該楽曲のmp3ファイルを無料ダウンロードできるサイトがいくつも引っかかった。傷のないファイルを落としたい欲求に駆られたが、果たしてこれは何かの罪を構成するのだろうか。たぶんするんだろうな、と思いつつどこか釈然としないものを感じる。一度金を払って買った楽曲なのに。
posted by NA at 06:17| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 電網 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする